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ホーム > ニュース > 青年局ニュース > 青年局「津々浦々in箱根」

神奈川県内の津々浦々を巡り、地域について学び発信することを目的に企画された「かながわ自民党青年局 津々浦々」。記念すべき第一回目は、2015年5月火山活動が活発化した神奈川県有数の観光地である箱根で、2月20日(土)~21日(日)にかけて開催致しました。

小田原駅に集合後、まずは『県立生命の星・地球博物館』を訪れました。冒頭に神奈川県温泉地学研究所所長 里村幹夫氏よりご講演を頂き、地震のメカニズム、箱根周辺の火山活動について学び、その後館内をご案内頂きました。資料集め発信していくための苦労やたくさんの人の協力があり博物館が成り立っていることをお聞きしました。
昼食を『田村 銀かつ亭』にて美味しく頂いた後、場所を『箱根吟遊』さんに移し、2月定例会と研修会を行いました。定例会では、昨年末の忘年会、年始の新成人アンケートの報告、4月の青年局総会議案等、来年度へ向けての協議致しました。
研修会では、会場となった『箱根吟遊』社長である太田昭宏様に『観光事業者から見た箱根』をテーマにご講演頂きました。旅館経営に至るまでのご経験、そして大涌谷の火山活動が活発になった際の噴火の規模や規制区域といった実態が正しく発信されていないことから、ネットを経由して申し込まれた日本人観光客は、誤った情報を鵜呑みにしてしまった。その結果、日本人観光客のキャンセルは相次いだ一方、インバウンド需要は根強く、支えられたというお話を頂きました。
また『森のふれあい館』において、3月19日より2週間イルミネーションを開催するというお話をお伺いし、民間の若手が地域で担っていかなければならない役割やパワーを感じました。
続いて、小田原市選出の守屋てるひこ県議は『行政から見た箱根』をテーマのご講演でした。当時の箱根を巡る行政の動きについてお話頂きました。町や県との連携など、議員という立場ならではのご経験を学ぶことができました。
箱根山が噴火する前は、マイナスのイメージがある火山というキーワードを前に出すことはなかったが、噴火後は箱根山が活火山であることを資源としてとらえたという。3月初旬に、火山温泉観光サミットが箱根で行われるということで、活火山を抱える他の自治体とも連携して減災に取り組んでいく行政の動きをレクチャーして頂きました。

翌21日は、箱根三社巡りでの参拝、そして駒ケ岳頂上駅からの絶景を見る等、箱根観光と金指ウッドクラフトさんで箱根寄木細工の体験もさせて頂きました。

今回の箱根視察において五感で感じたことを、自分達の中で消化していくだけでなく、正しい情報を周りに発信していくことがかながわ自民党青年局に所属する局員が果たしていく役割だと感じました。

 

三原じゅん子
あさお慶一郎