県内の政令市を除く、自民党系市町村議員で構成する、かながわ自民党市町村議員協議会は、県内各地域持ち回りでの研修会を開催しており、直近では3月に海老名市において、義家弘介文部科学副大臣(当時)を講師に教育再生をテーマとして研修会を開催いたしました。
今回の研修会は、三浦市内の協議会メンバーが幹事役となり、三浦市民ホールに於いて開催。当初、党農林部会長であった「小泉進次郎」衆議院議員による都市農業の振興をテーマとする内容を通知した後、農林部会長を辞したことから、以前から推進している「人生100年型年金・こども保険の実現」を主とする研修に変更することとなりました。
研修会冒頭、主催者である本協議会「青木 浩」茅ヶ崎市議、自民党県連を代表して「竹内英明」幹事長から挨拶。また、地元三浦市「吉田英男」市長、そして「佐藤 光」県議会議長も駆けつけご挨拶いただきました。
講演では、ますます高齢化が進む日本。出生率を高める努力が必要。また、年金、医療、介護には社会保険があるのに、子育てに関する社会保険がないことに疑問を持ち、全世代型社会保険の第一歩として、子どもが必要な保育・教育等を受けられないリスクを社会全体で支えるための「こども保険」の創設を提案。そして「全世代型社会保障」を実現していくことが必要である。と、自身の幼少体験などを交えて力説。講演後の質疑応答の時間も足りなくなるほどでした。
講演後は、市民ホール1Fのフィッシャーマンズワーフ「うらり」で自宅へのお土産として、三浦の海産物を購入する時間を設けました。
研修2として、三崎漁港における水産業振興に関し、三浦市経済部水産担当「柳瀬知之」部長によるご講演と、うらり2階のデッキに移動し、そこから望む三崎漁港の視察も行いました。
研修終了後には、参加者同士の親睦を深めることを目的とした懇親会も開催し、「うろこ会」の皆さんによるマグロの解体も行い、新鮮なマグロを堪能いたしました。
今後も、各地域持ち回りでの研修会とともに、会員の研鑽を積むための、時局講演や勉強会も実施していく予定です。