かながわ自民党の女性局は、今回で6回目となる「絆 がんばろう日本!東北応援研修旅行」を、7月25日(月)~26日(火)の一泊にて実施いたしました。
今回も、福島県連の女性局にご協力をいただき、福島市の穴原温泉宿泊地・もも狩り果樹園などご手配いただきました。
初日には、宿泊地にて福島県連女性局長「桜田葉子」県議会議員による、震災からの復興とこれからの展望についてご講演いただきました。また、宿の女将さんが先頭になって推進している「ピンクリボンの宿」の内容の説明を受けました。この活動は、温泉宿の大浴場に入りたいけど、乳がんなどの手術跡が気になって温泉に行けない、ご本人が行きたくないとなると家族も温泉宿に行かなくなってしまうことを、宿の努力と工夫によって、どんな方にも温泉を楽しんでもらえるような宿を増やそうという取り組みについての講話もいただきました。
2日目は、フルーツ王国福島が誇るもも狩りからスタート。もも畑に入り、栽培者から美味しいももの見分け方を聞き、枝から自分でもいで・剥いて・食べる。とってもおいしい桃をたくさんいただきました。
その後、大震災では甚大な津波被害が出た相馬市に移動し、昨年会館した「相馬市伝承鎮魂祈念館」を訪問、震災当時のビデオを視聴したあと、地元の「立谷耕一」市議から、自身を含む消防団の活動などについて、自宅が津波に流されているにもかかわらず、消防団員であるから家族の安否も自宅の被害状況もわからないまま、何日も救助活動にあたったお話しなどをいただき、また、展示してる写真パネルや津波の被害箇所が記されている地図での説明をしていただきました。2日目の昼食は、おいしい海鮮定食をいただき、帰路は通行可能となった国道6号線を通り、避難指示が解除された地域もあるが、まだまだ以前のように「生活」できる地域には戻っていないし、除染作業で出た土を詰めた黒い袋が整然と並ぶ光景を見ると、いつになれば以前の生活に戻れるのか、胸が締め付けられる思いをいたしました。
毎回そうですが、今回も、宿でも食事場所でも高速道路のサービスエリアでも沢山のお土産を購入することができ、多少は支援となったのではないかと思っております。
これからも、女性局として自分たちができる応援とは何なのかを検討し続けていきたいと考えております。
― これまでに実施した東北応援研修旅行 ―
1、平成23年 6月 8日~9日 福島県磐梯熱海温泉、一泊
2、平成23年10月31日~11月1日 宮城県白石市、一泊
3、平成25年11月26日 福島県いわき市、日帰り
4、平成26年11月18日~19日 福島県相馬市、一泊
5、平成27年11月25日 福島県福島市、日帰り
今回の日程
7月25日(月) 8:30 集合 横浜駅 8:40 出発 (首都高・東北道、適宜休憩) 13:00 到着 昼食・福島市「岩代屋敷 大王」(おそば定食) 14:00 出発 14:30 到着 福島市飯坂町・穴原温泉「吉川屋」 15:00 福島県連女性局との懇談会「桜田葉子」女性局長・県議 16:00 (入室・温泉入浴など、フリータイム) 18:00 夕食懇親会 |
7月26日(火) 8:20 出発 ホテル 8:30 到着 「あづま果樹園」(もも狩り・購入) 9:20 出発 10:00 到着 「まきばのジャージー」(アイス屋さん、休憩) 10:20 出発 11:00 到着 相馬市原釜「相馬市伝承鎮魂祈念館」(見学、語りべさん(地元市議)による講話) 12:00 到着 昼食「たこ八」(海鮮定食・海産物など購入) 13:15 出発 13:45 到着 「道の駅そうま」(福島県特産品など購入) 14:15 出発 (→国道6号線にて、避難指示地域などを車窓視察) 19:30 到着・解散 横浜駅(予定) |
◇今回の研修旅行にてご協力いただいた皆さま
党福島県連女性局長「桜田葉子」県議会議員
党福島県連顧問「斎藤勝利」県議会議員
相馬市「門馬優子」市議会議員
相馬市「立谷耕一」市議会議員
自民党福島県支部連合会
◇訪問先
「相馬市 伝承鎮魂祈念館」
宿:穴原温泉「吉川屋」
もも狩り:「あづま果樹園」
アイス:「牧場のジャージー」
お買物:「道の駅そうま」