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ホーム > ニュース > 女性局ニュース > 女性局 第9弾「絆 がんばろう日本!東北応援研修旅行」を実施

 神奈川県連女性局では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の被災地である東北、特に原発事故被害を受けている福島県を応援するべきだと考え、「被災地に寄り添い、東北に足を運ぶことこそ、自分たちができる応援である」を合言葉に、今回で9回目となる「絆、がんばろう日本!東北応援研修旅行」を、本年は11月11日~12日の一泊二日にて実施いたしました。

□これまで実施した東北応援旅行□
  第1弾 平成23年 6月 8日~ 6月 9日 福島県磐梯熱海温泉
第2弾 平成23年10月31日~11月 1日 宮城県白石市
第3弾 平成25年11月26日        福島県いわき市
第4弾 平成26年11月18日~11月19日 福島県相馬市
第5弾 平成27年11月25日        福島県福島市
第6弾 平成28年 7月25日~ 7月26日 福島県福島市・相馬市
第7弾 平成29年 6月 1日~ 6月 2日 福島県福島市・宮城県山元町
第8弾 平成30年10月29日~10月30日 福島県裏磐梯・南会津

 初日は、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発の事故により、大多数の町民が避難を余儀なくされた、福島県浪江町を訪問して、浪江町まちづくり整備課のご担当より、今日までの復興の状況や一昨年3月に一部で避難指示が解除されたが町から避難された方の大部分が戻っていない状況、そして、これからの浪江町の再生に向けた取り組みなどに関するお話を聴きした後に、町内の被災現場をご案内いただき視察いたしました。
 宿泊は、震災当時避難施設として開放し、その後、最近まで警察関係者や復興に従事する方々の宿泊地となっていて今年の春から通常営業を開始したにもかかわらず、今年10月の台風やその後の大雨で大きな被害があった相馬市のほてる飛天とし、夕食懇親会では女将さんから、これまでご功労されたお話をしていただきました。
 また、毎回恒例となっている、歌の披露に続き、炭坑節や東京音頭などにあわせて、みんな輪になって踊り、大いに盛り上がり参加者同士の絆も深められた夜となりました。
 二日目は、はじめに福島第一原発事故の状況と経過や廃炉に向けた取り組み、そして繰り返してはならない事故の反省と教訓に関して、展示物や映像を通じて後世に伝え、復興につなげるための施設である施設である「東京電力廃炉資料館」を見学。
次に、今年4月より完全再出発を果たした、世界に通じるサッカー選手育成拠点である、ナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」を訪問し、震災直後から警察や消防・自衛隊など復旧活動の拠点として使用されていた状況のご説明を受け、今回は特別にグラウンドに入れていただき、美しく整えられた天然芝グラウンドを間近で見学させていただきました。今回最後の訪問先となる「道の駅ならは」は今年の春まで施設の一部を警察が使用していて、いまだに半分近くの施設が使用できない状況でしたが、我々のために地場野菜などを集めていただき快く対応下さいました。
震災・復興の現状を知り、みんなで楽しく懇親を深め、東北の特産物も沢山購入する、そして、現地で見聞きしたことを家族や親戚、友人・知人に伝えることを目的とした「『絆』がんばろう日本!東北応援研修旅行」。神奈川県連女性局は、引き続き実施してまいりたいと考えています。

1日目(11/11)
8:15「横浜駅東口」集合・出発
12:40「富岡町・富岡ホテル」昼食
14:00「福島県・浪江町役場」講話・語り部さんバス乗車により町内視察
17:30「相馬市・ホテル飛天」温泉でほっこり! ご馳走満喫!

2日目(11/12)
8:45 ホテル発
10:00「東京電力廃炉資料館」ご説明と見学
11:30「Jヴィレッジ」震災当時の講話、施設説明・グラウンド見学、昼食
13:40「道の駅・ならは」地元の野菜や東北特産品などお買物
18:30「横浜駅東口」到着・解散

三原じゅん子
あさお慶一郎