[期 間] 平成14年7月14日(日)
[会 場] 横須賀海上自衛隊・米軍基地見学
梅雨の合間の快晴に恵まれ、受講生21名、受講生友人・知人14名、事務局4名の総勢40名で、下記日程にて横須賀海上自衛隊・米海軍基地見学を行った。
午前9:00にJR横須賀駅に集合し、大変ご多忙の中、地元横須賀市選出で、本校の理事であります、牧島功県議がお見送りに来ていただき、ご挨拶を頂きました。
また、ご同行頂いた古宇田和夫さんが、敷地内での説明や日本の国防、米軍基地がなぜ横須賀にあるのか等、詳細にご説明して頂き、大変勉強になる1日となりました。
今回のメインは、空母キティホークの内部見学と潜水艦『ゆきしお』である。キティホークは、補修作業はされていたが、間近で見ると大変大きく迫力があった。2Fデッキの格納庫にて、古宇田さんから説明を受けた後、急な階段を上り、甲板で記念撮影(写真掲載)とさらにレクチャーをうけた。下艦後、またバスに乗車し基地内の施設等の説明を受けながら、ドックや街並みを見学した。いわゆるここは、異国であり街であると改めて認識させられた。また、敷地内には山がありトンネル内部には防空壕も設備されているという。その山だが、普通に自然にできたものと思われたものが人工であるとの説明には驚いた。
ドックは、入水されていると大きさがわかりにくいが、入水されていないものを見るとその深さと広さに驚き、ドックへの入水の仕組や両壁の石畳とコンクリートで出来た部分とあり、歴史を感じさせられる所が印象的であった。
午後からは、潜水艦に1度に全員が入れない関係から、潜水艦見学組と潜水艦乗組員さん達の施設の中で、グリーフィング組とわかれて、交互に見学した。
潜水艦(ゆきしお)には、垂直のはしごを降りて入った。艦内は非常に狭かったが、冷暖房設備がされていたため、外の気温に比べれば快適であった。
艦内では、潜望鏡で外の景色を見た。当然ではあるが観光地にある望遠鏡とはわけが違う。操縦についても浮沈・旋回・左右バランスを音だけで行う為、座頭市の状態であるとの説明をうけた。
艦内の生活では、余計な音を立てる事が出来ない為、唯一の娯楽であるビデオ鑑賞もヘッドホンとの事。調理に関しては全て電気でまかなうそうです。また、本当に狭い三段ベットで魚雷の横で寝る隊員の皆さんのご苦労には頭が下がる思いです。
潜水艦見学から、将校クラブに戻り参加者一同合流し、クラブ横の売店で人気のバナナブレッド等をお買い物した。あまりの大人気で全て買い占めるほどの勢いであった。
最後に、普段体験できない基地見学のご手配をして頂いた関係各位の皆様のご協力とご尽力に心より感謝を申し上げます。