◇かながわ自民党メールマガジン◇ №0063
―リレーメッセージ―
星野剛士 県議会議員(藤沢市:3期)http://www.cityfujisawa.ne.jp/~t.hosino/
党県連:副幹事長、前青年局長、県連会長選挙管理委員会委員
県議会:総務企画常任委員会委員
神奈川県の人口が882万3千人となり、大阪を約2000人上回り東京についで全国
2位となったことが人口調査の結果明らかになりました。日本全体でみれば、2005年から
人口減少社会に突入している中での人口増加(増加率0.7%)ということになります。増
加の中身をみていきますと、人々が他都市から神奈川県に流入してくる「社会増」であるこ
とがわかります。この社会増の理由として県政策課では
①東京に近く、交通の便がいい
②比較的自然が多い
③都市のみならず海や山など街の多面性に富んでいる -などをあげています。
しかし、喜んでばかりはいられません。まず、経済活動の自立性で神奈川県は大阪府に
比較してやや劣る傾向があります。経済指標をもとに具体的に説明しますと、工業生産総
額こそ神奈川は18兆円と大阪を約3兆円上まわっていますが、その他の指標では名目総
生産は神奈川の30兆円に対し38兆円、民間事業所数は神奈川の約28万5000に対
し約42万8000、従業員数も神奈川の296万人に対して406万人と大阪のほうが上回
っているのです。首都東京の補完的役割の多い神奈川に比べ、大阪はやはり関西経済の
雄として自立性が高いといわざるを得ません。今後神奈川県は本社機能や生産工場の移
転に向けてより一層の努力を図る必要があります。
ちなみに、この機会に治安維持の要である警察組織の比較もしてみましょう。よく使われる
指標に警察官一人で何人の市民の安全を守っているのかというものがあります。神奈川県
警の警察官の人数は15,176人で警察官一人当たり581人となります。一方、大阪府警
は20,875人で一人当たり422人で相当の開きがあります。確かに刑法犯の認知件数は
大阪のほうが多いのですが、気になる数字です。この5年間で私も県議会総務企画委員長
や予算委員長として努力し、相当警察官増員のための予算確保を図ってきていますが、早
急に大阪府警との差を埋めていきたいと思います。
―学生部―
6月25日、神奈川14区「赤間二郎」衆議院議員を講師に「精神障害者施策の現状と課
題」というテーマで第7回目となる勉強会を開催します。
赤間二郎http://www.akama.jp/
学生部PCサイトhttp://kanagawa-jimin-gakusei.com/
携帯サイトhttp://www.jimin.cc/kanagawa/gakusei/index.html
(https://www.kanagawa-jimin.jp/にあるQRコードを読み取り、アクセスしてください)
―かながわ政治大学校―
6月10日の一般社会人講座は石川県第1区の「馳 浩」衆議院議員の講義、専門政治
講座は党員横浜大学の黒澤清一教授による「21世紀の国際経済の方向」と題しての講
義がありました。
馳 浩http://www.hasenet.org/