神奈川県内の自民党系女性議員で構成する女性議員局(局長:新井絹世 県議会議員)は、特に女性に関わる政策や問題などに関して各議会における課題解決に資する内容を取り上げ、これまで「児童虐待・学校教育・DV問題、女性特有の健康問題」などについての勉強会を重ねてまいりました。
今回は、その被害者の大半が女性である「性犯罪・性暴力」に関し、関係各省における対策強化の方針などについての勉強会を、党本部女性局にご協力いただき、4月22日に党本部の会議室より、リモートにて配信し、県連会議室や各自の場所で受講いたしました。
講師には、内閣府・内閣府男女共同参画局男女間暴力対策課、法務省・刑事局刑事法制管理官室、文科省・総合政策局男女共同参画共生社会学習・安全課の方々にお願いし、講義と質疑応答にてご対応いただきました。
各省のご説明では、ワンストップ支援センター※の調査として、令和2年4月~9月における、前年同月での相談件数の比較では、約1.2倍となっていることを踏まえ、ウイルス感染症拡大抑止による外出自粛期間において、残念ながら相談件数が増加していることでの対策強化の方針や取組みに関するご説明や、現行法の運用と課題、法改正に向けた議論の過程や状況などのご説明、また、生命(いのち)安全教育とする、発達段階に応じた教材の設定をし、誰もが性犯罪や性暴力の加害者にも被害者にも、傍観者にもならないよう社会全体での取り組みが必要であること、などの講義を受けました。
性犯罪・性暴力の根絶は喫緊の課題であり、今回学んだことにより、各自治体における現状を確認するとともに、対策や取組みを進め性暴力・性犯罪の撲滅を目指してまいります。
※「ワンストップ支援センター」
産婦人科医療やカウンセリング、法律相談などの専門機関とも連携した性犯罪・性暴力に関する相談窓口
参加者
局長 新井 絹世 県議(横浜市磯子区)
相談役 小川久仁子 県議(川崎市高津区)
次長 内田美保子 県議(横浜市青葉区)
次長 伏見 幸枝 市議(横浜市戸塚区)
次長 東 みちよ 市議(横浜市鶴見区)
委員 杉原 栄子 市議(藤沢市)
委員 角田 真美 市議(小田原市)
委員 岩田はるみ 市議(茅ヶ崎市)
委員 神田 真弓 市議(三浦市)
委員 長島満理子 市議(三浦市)
委員 羽根かほる 町議(二宮町)
委員 角田 宏子 元市議(横浜市栄区)